英国のヨーク市が、Uberの営業免許を更新しないことを決めた。配車サービスを展開するUberに対して英国の都市がこうした措置をとるのは、同市が3番目の例になる。
地元メディアによると、ヨーク市議会の「賭博および許認可事業規制委員会」は、Uberに対する同市内での営業免許の更新を否決した。
Uberは、16カ月前からヨーク市で営業していた。だが、ヨーク市タクシー運転手協会のSaf Din会長によると、人気の観光地で大学もあるこの街で営業する免許を受けた運転手は、ごく少数だという。
しかし、最近では他の自治体から営業許可を得て、遠くはロンドンからこの街へ稼ぎに来る運転手も多く、地元のタクシー会社をいらだたせていた。
報道によると、地元のタクシー運転手たちは、このニュースを聞いて大いに喜んでいるようだ。
Uberの営業免許更新を否決したヨーク市は、同社との決別を選んだ英国の都市としては、ロンドン、シェフィールドに次いで3番目の例となった。
しかしその一方で、現地時間12月13日、シェフィールド市はUberの営業免許停止を解除した。同市議会によると、「シェフィールド市議会がUberの経営に関して提出した質問に対し、満足のいく回答」がUberから得られたのだという。
Uberの広報担当者は、米ZDNetに対して次のように述べた。
「シェフィールド市の何万人もの利用者とドライバーのために、今後も営業を続けることを楽しみにしている」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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