Appleは米国時間12月13日、「iOS 11.2.1」をリリースした。このアップデートでは、Appleのホームオートメーションサービス「HomeKit」に関して、玄関ドアのスマートロック、照明、サーモスタットなど、HomeKit対応デバイスに不正にリモートアクセスできる脆弱性が修正された。
この問題は、9to5Macによって最初に報じられた。これを受けたAppleは当面の対応として、まずはHomeKit共有ユーザーによるリモートアクセス機能を一時的にブロックしていた。Appleではこの問題をさらに修正するため、12月11日の週にもう一度ソフトウェアをアップデートすると確約していた。
Appleのセキュリティアップデートのページによると、13日のアップデートでリモートアクセスの機能は回復し、脆弱性も修正されているという。また、このアップデートでは、ほかにもまだ開示されていない複数のバグが修正されたとみられる。
ユーザーは、iOSデバイス上で「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」の順にタップすれば、このアップデートをインストールできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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