富士通は12月13日、同社製ノートPCに搭載した一部のバッテリパック(パナソニック製造)において、発火し火災に至る恐れがあるとし、2018年1月下旬よりバッテリパックの無償交換をするとともに、バッテリ充電制御機能アップデートの実施を呼びかけている。
対象となるバッテリパックは6万2521台で、対象かどうかはウェブ上に公開されているチェックツールで確認できる。
同社は、2015年8月および2016年2月にバッテリパックの交換・回収を発表したが、今般、新たに交換・回収対象となるバッテリパックが判明したという。
今回の対象は、2012年8月から2013年11月に製造したノートPCの一部(機種:LIFEBOOK SHシリーズなど)に同梱したバッテリパックおよびオプションバッテリパック(機種:FMVNBP224Wなど)。
交換までの間は、バッテリパックを取り外しACアダプタをノートPC本体に接続して使用するか、バッテリ充電制御機能アップデートを実施する。
対象となるのは、2012年8月~2013年11月に製造したノートPCの一部(54機種)に搭載されたバッテリパックおよびオプションバッテリパック。
【ノートPC】 LIFEBOOK A/E/P/S/Tシリーズ、FUTRO MA/MPシリーズ、CELSIUS Hシリーズ、LIFEBOOK SH/PHシリーズ
【オプションバッテリパック】 FMVNBP210、FMVNBP222、FMVNBP224B、FMVNBP224W、FMVNBP224R、FMVNBP228
原因は、パナソニックでの製造時にバッテリ内部に異物が入り込み、短絡が生じることによるものと推測しているが、異物混入の原因は特定できていないという。
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