イタンジは12月7日、スター・マイカとの協業を発表した。イタンジの「Cloud ChintAI(クラウドチン タイ)」と、スター・マイカが扱う「igloohome(イグルーホーム)」の連携により、ワンタイムパスワードを用いた物件の開錠システムを提供する。
Cloud ChintAIは、賃貸不動産を借りる際の業務を一元管理するシステム。AIチャットや電話の自動応答など、仲介会社と管理会社のやり取りを自動化する機能を備えている。igloohomeは、Bluetooth対応のスマートキーボックス。インターネット接続のない環境でも、ワンタイムパスワードによる解錠が可能だ。民泊やホテル事業者向けのクラウドソーシングサービスを提供するSQUEEZEが日本における独占販売契約を締結しており、第三者割当増資引受となっているスター・マイカが扱う。
今回の連携で、Cloud ChintAIの空室確認電話への自動応答システム「ぶっかくん」で空き状況を確認し、内見予約自動化システム「内見予約くん」で内覧日時を予約すると、igloohomeが内見時に開錠のワンタイムパスワードを発行する仕組みとなった。
これにより、キーボックスの暗証番号流出による違法取引や不正占拠などの犯罪被害の抑制、開錠の記録管理と鍵紛失対応、現地を訪れてのキーボックスの暗証番号を変更するコストの削減などが期待できるとしている。
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