ディー・エヌ・エー(DeNA)と東芝は12月6日、東芝グループ傘下で「B.LEAGUE」(Bリーグ)に参戦しているプロバスケットボールクラブ「東芝川崎ブレイブサンダース」について、2018-19シーズンからDeNAグループが承継することに合意したと発表。また、同日に開催されたジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグの理事会において、2018-19シーズンからのオーナー変更が承認されたこともあわせて発表した。
現在開催中の2017-18シーズンについては、東芝のグループ会社で、クラブ運営を手がけるTBLSサービス継続して運営を行い、DeNAはスポンサーとしてクラブを支援。2018年1月以降に、100%出資の子会社「株式会社DeNAバスケットボール(仮称)」を神奈川県川崎市内に新設し、その後TBLSサービスから、クラブ運営事業に係る権利義務の一部を分割により新設会社に承継させる形で、運営体制の移行を行うという。吸収分割の効力発生日は、2018年7月1日を予定している。
事業承継について、東芝側では「川崎ブレイブサンダースが、今後もB.LEAGUEのプロチームとして将来にわたり継続、発展していくための方策を検討するなかで、プロ野球球団運営というプロスポーツの運営経験、ノウハウを持ったDeNAグループのもとでチーム運営することが最善であり、チームひいてはB.LEAGUE全体のさらなる発展、活性化に資すると判断した」と、経緯をコメント。
DeNA側は「今回の承継を契機に川崎市を新たなスポーツ拠点のひとつとし、神奈川県下において球団運営等で培ったノウハウを活用し、スポーツ事業によって『ひととまちを元気にする『ことの実現と『プロスポーツクラブが人々に提供する喜びの最大化』に取り組んでいく」としている。
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