フィリップスとソフトバンク、ヘルスケア分野のIoTやAIソリューション開発で協業

 フィリップス・ジャパンとソフトバンクは12月5日、ヘルスケア事業領域におけるIoTやAIなどを活用したソリューション開発に合意したと発表した。ソリューション開発と共同実証実験を順次開始する。

 両社は共同実証実験で得られた知見をもとに、地域包括ケアシステムの運用者、健康経営に取り組む企業、パーソナルヘルスケアを利用する人々に対して新しい価値をもたらすソリューションを提供するとしている。

 今後、世界で最も高齢化が進む日本において、医療費の増加や人材不足をはじめとしたさまざまな介護医療課題の解決に貢献することを目指す。

 フィリップスは、1891年にオランダで創業。電動歯ブラシ「ソニッケアー」などで知られる。フィリップス・ジャパン(旧フィリップスエレクトロニクスジャパン)は10月1日より社名を変更し、超高齢者社会を迎える日本の健康と医療の問題に向け、ヘルステックカンパニーとしてヘルスケア分野の変革に取り組んでいる。

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