ハウスマートは12月4日、スマートフォンで物件売買ができる「カウル」アプリに、AIが経年の物件価格を予想して、賃貸と購入のどちらが得かを鑑定する「カウル鑑定」機能を、2018年1月に追加すると発表した。
カウル鑑定は、AIが1年から35年後の物件価格を算出し、物件価格の値下がり金額や、住宅ローン金利、マンションの管理費や税金などを考慮したシミュレーションすることで、賃貸で借りた場合と購入した場合の、どちらが得かを鑑定する機能。過去から現在までの売買履歴データを、独自のディープラーニングアルゴリズムで解析し、マクロ経済指標を考慮しない場合の、経年での値下がりを推定するという。
カウルは、ウェブまたはスマートフォンアプリで、中古マンションの購入、売却など物件探しができるサービス。基本利用は無料で、売却、購入時に物件価格の1.5%が仲介手数料として発生する(2018年10月1日のサービス改定により基本利用は無料へと変更された)。
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