Amazonは10月、音声アシスタント「Alexa」に異なる音声を聞き分ける機能を追加した。同社は今回、その機能をさらに一段と改良し、ユーザーの声を認識するとそのユーザーに合わせてパーソナライズされた反応を返せるようにする。
一部の開発者はすでにこの新機能をテストしており、2018年にはさらに多くの開発者にこのパーソナライゼーションツールを提供する予定だという。Amazonが米国時間11月30日に発表した。
このパーソナライゼーション機能は、「AWS re:Invent 2017」で発表された一連の新機能の1つだ。今後、さらなるパーソナライゼーションによってAlexaがより人間らしくなることで、人々はAlexaともっとやり取りしたいと思うようになり、Alexaは一段と長い会話ができるようになる可能性がある。
Amazonは、開発者がこの新機能を利用して、過去のやり取りや特定のユーザーが設定した好みを記憶できるAlexaのスキル(音声対応アプリを表すAmazonの用語)を作成できるかもしれないと述べている。こうしたスキルは、Alexaがさらにパーソナライズされた応答をするのに役立つという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」