2017年のサイバーマンデー(感謝祭の次の月曜日)は、オンライン売上高が史上最高額に達した模様だ。Adobe Systemsの集計によると、米国時間11月27日に消費者が支出した額は65億9000万ドル(約7350億円)だったという。
Adobeが公開した2017年のオンラインショッピングデータによると、今回のサイバーマンデーは2016年の推定売上額を上回ったという。消費者が費やした推計額は、前年比16.8%増となる65億9000万ドル(約7350億円)だった。
Adobeの推計値は、サイバーマンデーに買い物客が使った金額が2016年より10億ドル以上増えたことを示している。
これに対し、感謝祭とその翌日のブラックフライデーの2日間(2017年は11月23日と24日)は、売上高がそれぞれ28億7000万ドル(約3200億円)と50億3000万ドル(約5610億円)だったとAdobeは推計している。その結果、ショッピングシーズン期間中(11月1~27日)の売上高は、史上初めて1000億ドルの壁を突破したようだ。
Adobeはこれらのデータを、小売りサイトへのウェブトラフィックに基づいて集計している。具体的には、4500以上の小売りサイトに対する1兆件のアクセスと5500万の最小管理単位(SKU)を分析した結果だ。
今回のサイバーマンデーにおける小売りサイトへのウェブトラフィックは全体で11.9%増加しており、ショッピングシーズンの平均である5.7%を大きく上回った。また、モバイルトラフィックも、スマートフォンで39.9%増、タブレットで7.6%増と大幅に増加した。その結果、サイバーマンデーの小売店の売上額全体に占めるモバイルの割合は約33.1%となった。
スマートフォンからの売上額は15億9000万ドル(約1770億円)に達し、前年比で39.2%の増加となっている。
なお、買い物1回あたりの平均支出額は、Appleの「iOS」ユーザーが123ドル(約1万3700円)だったのに対し、「Android」ユーザーはやや少ない110ドル(約1万2300円)だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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