Lyftがカリフォルニア州公道での自動運転車試験に向けて、大きく一歩前進した。
配車サービス大手のLyftは、カリフォルニア州の公道で自動運転車を試験するための許可を取得した。その許可を取得した企業の一覧を掲載したカリフォルニア州車両管理局のウェブサイトを元に、Reutersが報じた。現時点で、Lyftを含む45社がこの許可を取得している。
これでLyftは、この業界の多数の大企業と肩を並べることになる。Volkswagen、General Motors、Teslaなど、複数の自動車メーカーが既にこの許可を取得している。また、Waymo、Uber、Appleなど、自社プラットフォームを試験するサプライヤーも多数存在する。
しかしLyftは、単独でこれを行うわけではない。同社は9月、新興企業Drive.aiと連携して自動運転ソリューションを実装することを発表した。Drive.aiは既に許可を取得しており、自動運転によるLyftの車が家の前に迎えに来るようになる具体的な時期は不明だが、そのパイロットプログラムは近い将来開始されるはずだ。
Lyftは、最大の競合企業であるUberと比べると後れをとっているかもしれないが、巻き返しを図るためにいくつかの重要な提携を締結している。Lyftが自動運転業界で発表済みの提携は数件だが、その規模は大きい。どれだけ大きいかは、提携先がGeneral MotorsやWaymoだと言えばわかるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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