配車サービスを展開するUberは、ドライバーを見つけるのが乗客にとってストレスになることもあると認識しており、それを容易にしようとしている。
Uberは米国時間11月20日、複数の新機能を提供開始した。いずれも、配車を手配してドライバーと連絡するためのプロセスを簡素化することを目的としている。今回のアップデートには、友人のためにUberを手配する手段や、乗客がドライバーに自分の正確な現在位置を共有するための機能が含まれている。
Uberが今回追加した新機能の1つが、「ライブの現在地共有」だ。乗客は実際の現在位置を、乗車地点との相対位置としてドライバーに共有することができる。ショッピングモールや空港など、あまり混雑していない場所を探して乗客が歩かなければならないような場合に便利な機能だ。乗客がアプリ右下のアイコンをタップすると、ドライバーは乗客の正確な位置を確認して、そのエリアの近くに移動することができる。
「beacon」(ビーコン)という別の機能は、Lyftの「Amp」に似ている。タクシーの表示灯に似たビーコンは、Uberのドライバーがフロントガラスに設置することのできる点灯式デバイス。特に夜間に、乗客がドライバーを識別しやすいようにするためのものだ。ビーコンは既に、マイアミ、デンバー、ナッシュビルで導入されているが、今回、ニューヨーク市、サンフランシスコ、シカゴに新たに導入された。ゆくゆくはさらに多くの都市に導入される予定だ。
Uberで乗客体験を担当するプロダクトマネージャーのNundu Janakiram氏によると、乗客は色を選択でき、その色でビーコンが点灯するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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