HTCが、ワイヤレスの仮想現実(VR)ヘッドセットをついに発表した。つまり、まもなくVRをどこでも、たとえ飛行機の上でも体験できるようになる。
新しいスタンドアロンの「Vive Focus」は中国市場向けとされ、独自の「Qualcomm Snapdragon 835」プロセッサと高解像度AMOLEDディスプレイを搭載する。「6自由度」(6DoF)のトラッキングが可能だ。同製品のリリースとは別に、類似の機能をそれよりもハイエンドの「Vive」(米国のAmazon.comで599ドル)にも提供する予定だとHTCは述べている。
Engadgetの記事によるとその他に、ソーシャルなやり取りのために他のHTC製ヘッドセットと連携する機能などがあるという。インタラクティブなマルチプレーヤーゲームや、さらにリアルなリモート会議を可能にする、非常に素晴らしい機能になりそうだ。
北京で開催されたHTCのDeveloper Conferenceで現地時間11月13日に行われた発表では、価格や中国以外の提供地域に関する詳しい情報はなかった。一方、Facebookが10月に発表した同じくワイヤレスの「Oculus Go」は2018年初頭に199ドルで発売される予定だ。
主な仕様は以下の通り。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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