Googleは「Android」に対し、ワイヤレスネットワークに関する脆弱性を修正するパッチをリリースした。
Googleがリリースしたのは、いわゆるKRACK脆弱性に対する修正だ。高度な技術を持つハッカーがこれを悪用すれば、Wi-Fiのトラフィックを復号し、接続を乗っ取り、中間者攻撃を実行して、影響を受けた端末から送信された通信を傍受できる可能性があった。
この脆弱性を発見したコンピュータセキュリティ研究者のMathy Vanhoef氏は、Linuxおよび「Android 6.0」以降に対してこのセキュリティ問題は「けた外れに破壊的」だと指摘していた。
その他にも深刻度「High」のバグ22件、「Critical」のバグ9件を含む複数のセキュリティ修正が、今回のアップデートパッケージで提供されている。
Appleは先週、KRACKに対する同社のセキュリティ修正をリリースしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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