DJIのドローンを飛ばして、空中でバーチャルなLEGO風ブロックを使って遊べる機能を提供しようとしている企業がある。その企業はDroneBaseだ。DroneBaseはドローンパイロットを使って、航空写真や動画を撮影したり、損傷を受けた屋根や携帯電話の中継塔、売却地を調べたりする企業だ。今回、DroneBaseは「AirCraft」という新機能(ベータ版)を同社のアプリに追加した。このアプリは、趣味でドローンを操縦する人も使うことができる。
筆者はサンノゼの公園で、この新機能を試してみた。このアプリでは、ドローンが空中でホバリングしている間、指を使ってスマートフォンの画面に書き込めるだけでなく、作成したブロック作品の中や周り、内部の端から端までをドローンに飛行させることもできる。
画面上でブロックの色や素材をタップした後、それをドローンのカメラの約10m前に置く。DJIドローンのコントローラ上部の左右に配置されたボタンも使えるので、コントローラから手を離す必要はない。
最高にクールなのは、自分の作品の位置情報がDroneBaseのデータベースに保存されることだ。そのため、このアプリを使用するほかのユーザーがその場所でドローンを飛ばした場合、理論上、そのユーザーがあなたの作品に遭遇し、それをさらに発展させる可能性もある。
現在のところ、ブロックの作品は多少「移動」する。作品は空中の正確な位置にしっかりと固定されているわけではない。ある程度の誤差があり、それは今日のドローンに組み込まれた高度計にも当てはまるからだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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