求人情報流通システム「Crowd Agent」や、ITエンジニアプラットフォーム「Forkwell」を運営するgroovesは11月8日、八幡平市、岩手銀行、いわぎん事業創造キャピタルと連携し、地域の人材確保に関する課題解決に向けて協働で取り組むと発表した。
第1弾として、同社が推進する地域貢献副業プロジェクト「Skill Shift(スキルシフト)」において、実証実験事業を八幡平市内の企業向けに実施する。
Skill Shiftは、中小企業の経営課題解決を目的に、本業があり高い業務スキルを持つ人材を副業として受け入れるプロジェクト。マーケティングや販売促進など都市部企業で磨いた業務スキルを、副業としてマッチングする新たな取り組みだ。
八幡平市と岩手銀行は、八幡平市の地方創生の取組み推進に連携・協力することを目的に、2016年1月に連携協定を締結。今回、岩手銀行のグループ会社であるいわぎん事業創造キャピタルから同社が資金調達したことで、Skill Shiftに八幡平市が参画することになったという。
今回の連携にともない、Skill Shiftのティザーサイトを公開。人材に困っている地方の企業と、副業に意欲のある正社員の登録を促進し、12月1日に正式オープンする。利用料金は無料だ。今後は八幡平市をはじめ、全国の自治体・地域企業との連携を広げ、新たな働き方の普及・啓蒙を目指す。
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