アマゾン、商品を配置した様子を確認できるAR機能をiOSアプリに追加--米国で

Ben Fox Rubin (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年11月02日 07時32分

 Amazonはクリスマスシーズンを前に、拡張現実(AR)を活用したショッピング機能を強化した。

 同社は米国時間11月1日、「Amazon」ショッピングアプリにおける「AR view」を発表した。「iOS 11」がインストールされた「iPhone 6s」以降の端末を使用する米国のユーザーのみが現時点で使用可能なこの新機能は、新製品を購入する前に、それを自宅に配置した様子を確認できるというものだ。

 ユーザーは、家具、花瓶、トースター、Amazonの「Echo」機器など、数千種類の中から製品を選択し、その3D画像を自分のスマートフォンのカメラを使用して自宅の映像に重ねて表示し、その大きさや外観をより具体的に把握することができる。

 Amazon以外にも、 家具を販売するIkeaやWayfairといった複数の小売業者が既に、iOS 11の「ARKit」を利用してAR機能をショッピングアプリに追加している。Googleの新しい「ARCore」ソフトウェアによっても、さらに多くのAR機能やショッピング概念が今後もたらされるはずだ。顧客はこうした機能を利用することで、ソファなどの高額商品をオンラインで購入しやすくなり、また、返品の頻度も低くなる可能性があり、それがEコマース業者にとってメリットとなる。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]