オンラインショッピングのアルゴリズムを開発するAmazonのビジネスモデルにとって、ますます重要な役割を担うようになっているのが、さまざまなオンラインウェブサービスと、利用が拡大する人工知能(AI)アシスタント「Alexa」だ。そこでAmazonは未来のテクノロジへの投資として、Amazon Research Centerの新たな拠点を設ける計画を明らかにした。場所は、ドイツのテュービンゲンにあるマックス・プランク・インテリジェントシステム研究所の近くだ。
Amazonは、機械学習を専門とする100人のスタッフをこの新しい研究所に配置し、125万ユーロ(約1億6000万円)を新たな研究グループに投資する計画だ。この地域では、ロボティクス、機械学習、マシンビジョンなど、AIにとって欠かせない分野の研究がすでに行われている。
Amazonは、マックス・プランク研究所に所属する2名のディレクターを「Amazon Scholar」に任命した。その1人であるBernhard Scholkopf教授は、機械学習を専門とする。もう1人のMichael J. Black教授はマシンビジョンを専門としており、人体の3Dモデリングを手がけるBody Labsの共同創設者だ。Body Labsはニューヨークに本拠を置く企業で、数週間前にAmazonに買収されている。ただし、買収金額は明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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