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アドビ、「Flash Player」の脆弱性を修正--ゼロディ攻撃が発生

Charlie Osborne (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年10月18日 11時25分
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 Adobe Systemsは、「Adobe Flash Player」のゼロディ脆弱性「CVE-2017-11292」に対するパッチをリリースした。Kasperskyによると、BlackOasisというハッカー集団がこの脆弱性を利用してゼロデイ攻撃を仕掛けていたという。

 CVE-2017-11292はKasperskyのAnton Ivanov氏が最初に発見したもので、「Windows」「Mac」「Linux」「Chrome OS」システム上で、型の混同によりコードを実行されるという極めて深刻な脆弱性となる。


提供:CNET

 Adobeはセキュリティアドバイザリで、「Adobe Flash Player Desktop Runtime」「Adobe Flash Player for Google Chrome」「Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11」などがこの脆弱性の影響を受けると報告している。

 この脆弱性を利用した攻撃は、不正なMicrosoft Word文書を通して行われ、「FinSpy」という商用マルウェアをインストールする。FinSpyは、世界数カ国の政府が犯罪者、活動家、ジャーナリストなど一部の人の監視に使う高度なシステムだ。

 このマルウェアを利用して「Skype」などのコミュニケーションソフトウェアの監視が可能で、動画チャット、通話履歴、ユーザーのファイルの閲覧と複製などを監視できる。

 Kasperskyは米国時間10月10日、BlackOasisによる攻撃にこの脆弱性が利用されていることを検出した。この攻撃に使われたマルウェアは最新版のFinSpyであり、犯罪分析を困難にするための複数の技術を備えているという。

 Kasperskyのセキュリティ研究者は、FinSpyがインストールされると、スイス、ブルガリア、オランダにあるコマンド&コントロール(C&C)サーバに接続することを確認した。BlackOasisが中東の情勢、国連、ブロガー、活動家、メディアに関わる人に関心を持っているものと推測している。

 BlackOasisによる攻撃は、ロシア、イラク、アフガニスタン、ナイジェリア、リビア、アンゴラなどの国で確認されている。だが、BlackOasisが政治以外の何に関心を持っているのかは、石油、マネーロンダリング、シンクタンクなど多くの可能性があり、推測が難しいという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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