キーボードの打鍵音を半減、打ちやすさにこだわった「Lavie Note NEXT」--NEC PC

 NECパーソナルコンピュータは10月17日、「LAVIE Note NEXT」シリーズを発表した。LAVIE Note NEXTはLAVIEラインアップにおける新たなシリーズで、15.6型ノートPCに次世代(NEXT)のスタイルを提案するとしている。

 価格はオープンプライスで、市場想定価格(税別)は最上位機種の「NX850/JA」が20万9800円、中位機種の「NX750/JA」が19万9800円、下位機種の「NX550/JA」が17万9800円。販売開始日は10月19日。


「LAVIE Note NEXT」シリーズ

 同社の商品企画本部UXエバンジェリストの森部浩至氏は、需要の多いA4サイズのホームノートPCを「再定義」するため、ユーザーにとって必要なモノは何か、すべての機能を見直したという。洗い出した中から「あった方がいい機能」を中心に、本当に必要なのか、配置やサイズは妥当か検討を重ね、ユーザー調査や販売店でのヒアリングなど多方面からの意見も踏まえて開発したと述べた。

 本体デザインは「積層された紙の束のようなソリッド、スクエアなデザイン」がコンセプトで、非常にシンプル。狭額縁ガラス液晶により没入感を実現するとともに、従来の15.6型ノートと比較してフットプリントを15%小型化している。キーボードはボタン類を配置しておらず、マットな質感によりすっきりとした印象を受ける。


紙の束をイメージしたスクエアなデザイン

ボタン類を廃し、すっきりとしたデザインのキーボード

 キーボードに関してはデザインだけでなく、打ち心地を高めるための施策も行っている。耳障りな帯域の打鍵音を抑え、緩やかな傾斜を持たせて長時間の入力でもストレスを感じないようにした。電源ボタンにはWindows Helloによる指紋認証が搭載されており、電源オンからログインまでを一つの流れで行える。また、右利きユーザーの快適性を考慮し、廃熱口を左側に設置してマウスの操作時に熱風が当たらないよう設計した。


LAVIE NS700/HAシリーズと比較して打鍵音を半減したと語る森部氏

 さらに「速さは正義」をテーマに、CPUは4コアである第8世代Intel Coreプロセッサを搭載。高速なPCIe接続のSSDとHDDのハイブリッド構成により、「上位機種であるNX850/JAシリーズではOS起動が約10.6秒」という。

 LAVIE Note NEXTのスペックについては、ディスプレイは3機種とも、15.6型ワイドスーパーシャインビューLED IPS液晶(FullHD)を採用。CPUはNX850/JAシリーズ、NX750/JAシリーズがCore i7-8550Uプロセッサ、8Gバイト。NX550/JAシリーズがCore i5-8250Uプロセッサ、4Gバイト。ストレージは、NX850/JAシリーズが約128Gバイト SSD+約1Tバイト HDD、NX750/JAシリーズが約1TB SSHD、NX550/JAシリーズが約1Tバイト HDDとなる。光ディスクドライブはBDXL対応のBlu-ray Discドライブを搭載。カラーバリエーションは3機種ともグレイスブラックシルバー、グレイスホワイト、グレイスゴールド。

 発表会には短距離走で数々の記録を持つアスリート飯塚翔太氏が登壇し、起動の速さを実演すると驚きの声を上げていた。

 同社執行役員河島良輔氏は、「(NEC PCが)日本のPC業界をイノベーターとして常に牽引してきたと自負している。今後の製品についてもその気概を持ち続けていく」と語った。


右から、NECパーソナルコンピュータ 執行役員河島良輔氏、アスリートの飯塚翔太氏、NECパーソナルコンピュータ 商品企画本部UXエバンジェリストの森部浩至氏

NX550/JA(グレイスホワイト)

NX750/JA(グレイスゴールド)

NX850/JA(グレイスブラックシルバー)

 なお、11月16日までにLAVIE Note NEXTを購入して応募すると、カタログギフト5000円相当をプレゼントするキャンペーンを実施中だ。

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