Facebookが再びティーンエイジャーにとってクールなサービスになろうとしている。
Facebookは米国時間10月16日、「tbh」を買収することを明らかにした。tbhはティーンエイジャーの間で人気の高いソーシャルネットワークで、「最も~なのは誰?」といった質問を投げかけ、匿名で投票してもらうことにより、称賛をやりとりできる。Facebookは買収金額を開示していない。
tbhは「to be honest」(正直に言うと)の頭字語だ。Facebookの下でtbhはこれまで通り運営を続ける。これは、Facebookが写真共有アプリのInstagramやチャットアプリのWhatsAppを運営する体制と同様だ。
tbhは同社ウェブサイトで、「Facebookと会談した際、建設的な対話で人々を結びつけることに関して、中核的な価値観の多くを共有していることに気づいた。何より、tbhのビジョンを実現し、それをより多くのユーザーに提供する取り組みにおいて、Facebookがさまざまな方法でtbhを支援できることに魅力を感じた」と述べた。
Facebookはtbhの買収が事実であることを認めた。Facebookの広報担当者は声明の中で、「tbhとFacebookは共通の目標を持っている。コミュニティーを構築して、人々がお互いの距離を縮められるような方法で共有を行えるようにするという目標だ。tbhが投票とメッセージングを利用して、この目標に取り組んでいることに感銘を受けた。tbhはFacebookのリソースを利用して、今後も肯定的な体験の拡大と構築に取り組み続けることができる」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」