カナダのMarc Garneau運輸相によると、それは同国で初めて起こった事故だという。
同氏は現地時間10月15日に声明を発表し、SkyJetの飛行機がケベックシティのケベック・ジャン・ルサージュ国際空港に接近中、ドローンと衝突したことを明らかにした。
「この飛行機が軽微な損傷を受けただけで無事に着陸できたことに、心から安堵している」とGarneau氏は述べている。
カナダ運輸省が筆者に対し、この飛行機はBeechcraft King Airのモデル100だと伝えた。ドローンの種類は不明だ。
Garneau氏はCBCの取材に対し、ドローンがエンジンかコックピットに衝突していれば、「はるかに深刻な事態になっていた可能性がある」と語っている。
Garneau氏によれば、ドローンは空港から3マイル(約4.8km)離れた地点を高度450mで飛行していたという。飛行機には8人が乗っていた。
ドローンの普及に伴い、このような無人飛行機が航空機に危険な状況をもたらしたとする報告が増えている。
2月の時点で米連邦航空局(FAA)は、ドローンが飛行機に衝突したという確固たる証拠が見つかった例はないと報告していた。だが9月には、陸軍のヘリコプター2機がスタテンアイランド上空でドローンに衝突される事故が発生した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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