「Movies Anywhere」は、世界中の大手映画スタジオとデジタルストリーミングプラットフォームをまとめて1つのプラットフォームにする新しいオールインワンサービスだ。米国の視聴者は、複数のサービスから購入したコンテンツを1つのアプリを通じて視聴できる。米国時間10月12日に開始した。
視聴者は、無料アプリまたはウェブサイトを利用して、「Amazon Video」「Google Play」「iTunes」「Vudu」のアカウントで「Movies Anywhere」にアクセスし、そうしたサービスで購入したりクーポンなどで入手したりしたすべての作品を「Movies Anywhere Platform」内で自由に切り替えて視聴できるようになる。
このアプリは、「iOS」および「Android」搭載デバイス、「Amazon Fire」デバイス、「Apple TV」「Android TV」「Chromecast」「Roku」デバイス、そしてブラウザで利用できる。Movies Anywhereによると、今後さらに多くのプラットフォームと小売業者が参加する予定だという。
Movies Anywhereは、Sony Pictures Entertainment、The Walt Disney Studios(Disney、Pixar、Marvel Studios、Lucasfilmの作品を含む)、Twentieth Century Fox Film、Universal Pictures、Warner Bros. Entertainmentの映画を扱う。一方、Movies Anywhereに参加しているデジタルサービスのリストには、NetflixとHuluという2つの有名なサービスの名がない。
Walt Disney Studiosのシニアバイスプレジデントを務めてきたKarin Gilford氏が、Movies Anywhereのゼネラルマネージャーとしてプロジェクトを主導する責任を負う。声明によると、同氏はプロジェクトの一環として「製品、技術、マーケティングなどの専門家から成る(独立した)機能横断型チーム」を率いるという。
Gilford氏はMovies Anywhereについて、「映画を鑑賞するための仮想ワンストップショップ」で、デジタルの映画やテレビ番組を見たいと望む消費者にとって大きな前進だと説明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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