ソニーは10月10日、「ドルビーアトモス」「DTS:X」に対応したバータイプのテレビ用スピーカ「HT-ST5000」を発表した。バースピーカの左右にドルビーアトモスイネーブルドスピーカを備える。発売は11月18日。想定税別価格は16万円前後。
バースピーカとワイヤレスサブウーファから構成され、バースピーカの左右にドルビーアトモスイネーブルドスピーカを内蔵。全方位からの音に包みこまれるような臨場感を再現する。「3Dサラウンド」を選択すると、アップミキサー「ドルビーサラウンド」と「Neural:X」により、ドルビーアトモス、DTS:X非対応のコンテンツでも臨場感豊かに再生できるとしている。
Google Homeなどの対応スマートスピーカに話しかけること、ストリーミングサービスなどの音楽を流せるほか、ホームネットワーク内の対応オーディオ機器から同じ音楽を同時に流すマルチルーム再生を実現。4K信号をそのまま4Kテレビへ送信する4Kパススルーに加え、HDR信号のパススルーに対応する。
複数のスピーカを直線状に並べた7.1.2ch構成のアレイスピーカ配置と、独自の波面制御技術を搭載した「S-Force Pro フロントサラウンド」で、音の密度と広がり感を再現。バースピーカは同軸スピーカ構成で、同軸スピーカ部分はトゥイータ、ウーファそれぞれを別のアンプでつなげるバイアンプ接続でスピーカユニットを独立駆動している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」