AbemaTVは10月2日、同社が運営するインターネットテレビ局「AbemaTV」において、サービス内のメタデータやビックデータ基盤の整備、分析を行う専門組織「AbemaTV Data Labs(データラボ)」を設立したと発表した。
AbemaTV Data Labsは、AbemaTVにおける利用者の視聴ログやコンテンツを分析することで、サービスの改善などに役立てることを目的とした組織。番組名や出演タレントの氏名などに関するメタデータを構築し、それらのデータを元にしたレコメンド機能の拡充や番組制作、番組編成に応用するほか、広告配信への活用も強化するという。
また、AbemaTVに関わるデータだけでなく、テキストメディアやソーシャルメディア上のトレンドなど、エンターテインメント業界を取り巻くさまざまなテーマを対象としたマーケティング分析にも取り組み、今後のAbemaTVでのオリジナル番組制作や編成、広告展開などに活用するとしている。
さらに、2011年に設立したサイバーエージェント運営メディアのデータ解析やデータマイニングなどを行う研究開発組織「秋葉原ラボ」とも連携し、技術的知見の共有を積極的に進めるとしている。
同社によると、AbemaTV Data Labsの設立にともない、データ基盤エンジニアや機械学習エンジニア、データサイエンティスト、アナリストの採用を強化するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス