Microsoftは米国時間9月27日、スタートメニューで「Fluent Design」を体験できる最新の「Windows 10」プレビュービルドを公開した。
このプレビューは、次期「Fall Creators Update」のプレビューではなく、「Redstone 4」という開発コード名が付けられた次期Windows 10向けのプレビューだ。
今回Windows InsidersのFastリングの「Skip Ahead」向けに公開したRedstone 4のプレビューでは、Microsoftが最新のデザインシステムであるFluent DesignをどのようにWindows 10に実装するのかを伺い知ることができる。
Fall Creators Updateでは、アクションセンターなど一部のアプリと機能にFluent Designの要素が入っている。
Fluent Designには、アプリに半透明のレイヤ効果を加えることで深みを出す「Acrylic」マテリアル、シーンの遷移を作成できる「Connected」アニメーション、3D効果「Parallax」などがある。
プレビューでは、スタートメニューで「Reveal」効果が使われている。Revealは光を当てたように見せる効果で、ユーザーがマウスをホバリングさせると、画面の中でアクションを取ることができる要素(アプリのボタンなど)に注意を向けるようにできる。
スタートメニューにあるアプリの上でマウスを動かすと、ボックス内の各アプリのボタンをグレイに色を変えて表示する。この様子についてはWindows Centralが動画を公開している。
Microsoftは今後、Windows 10の次のリリースのアップデートでFluent Designにもっと「光を当てたい」としている。
プレビューでは「Edge」ブラウザにも多数の修正が加わっており、アドレスバー、PDF向けのタブプレビュー、テキスト検索フィールド、ショートカットなどに関するさまざまな問題に対応した。
MicrosoftはWindows 10を”アズ・ア・サービス”として構築しており、3月と9月の年2回のリリーススケジュールを設定している。
Fall Creators Updateはバージョン番号1709で、10月にリリースを予定している。次期Windowsのバージョン1803は2018年3月に公開予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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