ボーズ、「Googleアシスタント」対応ヘッドホン「QC35 II」を発表

David Carnoy (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2017年09月22日 10時10分

 Boseは、半ば公然の秘密だったヘッドホン「QuietComfort 35 II」(QC35 II)を正式に発表した。左側のイヤーカップにある新しい「アクション」ボタンにより、「スマートフォンのロックを解除してアプリを探す必要」なく「Googleアシスタント」を利用できるという。価格は349.95ドル。同社は、Appleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」と競合する「SoundSport Free」も発表した。

QuietComfort 35 II
Boseのヘッドホン「QuietComfort 35 II」(QC35 II)
提供:Bose
SoundSport Free
「SoundSport Free」
提供:Bose

 QC35 IIでは、スマートフォンに話しかけてGoogleアシスタントにアクセスするのではなく、アクションボタンを押しながら指示を出すだけでいい。QC35 IIに搭載された高度なマイクシステムが、「驚くほど正確に音声を拾って、指示を理解する」とBoseは述べている。QC35 IIのノイズキャンセリング機能により、「周囲の音が大幅に抑えられ」、Googleアシスタント体験がより個人的で没入できるものになる。

 Googleアシスタント担当製品マネージャーのTomer Amarilio氏は、「Googleアシスタントに最適化された」この初めてのヘッドホンについてブログを投稿し、QC35 IIでGoogleアシスタントを使う方法について、考えられる用途を詳しく説明している。おそらく、QC35 II以外にもGoogleアシスタントに最適化されたヘッドホンが開発されていることだろう。

 QC35 IIはブラックとシルバーの2色で米国などで発売された。BoseはQC35 IIのアクションボタンについて、Googleアシスタントが利用できる市場でしかGoogleアシスタントにアクセスできないと述べている。他の市場では、ノイズの設定を調節する機能しかない。

Boseのヘッドホン「QC35 II」のシルバーモデル
「QC35」と同様、「QC35 II」でもシルバーのモデルが提供される。
提供:Bose

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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