Appleの3種類の新型iPhoneは全てワイヤレス充電をサポートし、防沫・耐水・防塵性能を備える。さらに、64Gバイトと256Gバイトのストレージモデルが用意されており、3機種とも同じ「A11 Bionic」チップを搭載する。アップグレードされたスローモーション動画(1080p/120fpsまたは1080p/240fps)も、この3機種すべてでサポートされる。
機種の違いは、以下のとおりだ。
予想どおり、iPhone Xではホームボタンが排除された。それでは、どのようにして本体のロックを解除するのだろうか。Siriの起動やマルチタスク、「Apple Pay」での決済は、どうすれば実行できるのだろうか。
Face IDは、前面カメラや赤外線カメラを含む複数のカメラを使ってユーザーの顔をスキャンし、iPhoneのロックを解除する。自分の写真を使ってFace IDをだますことは、可能なのだろうか。Appleによると、それは不可能だという。同社はマスクを作って、iPhoneがユーザーとその写真、さらには、悪さを働こうとする双子の兄弟姉妹を区別できるように訓練した。Face IDはサードパーティー製のアプリでも利用できる。
iPhone Xの本体を持ち上げて、画面を見つめ、スワイプするだけでロックを解除できる。アプリから離れてホーム画面に戻りたいときは、スワイプするだけでいい。具体的な方法については、以下のGIF画像を参照してほしい。
自分の声を使わない場合は、サイドボタンを長押しして、Siriを起動することができる。
マルチタスキングは廃止されていないので、安心してほしい。画面下部から上にスワイプした後、画面から指を離さずに左か右にスワイプすると、アプリを切り替えることができる。
ホームボタンがなくても、Apple Payで買い物をすることは可能だ。サイドボタンを2回押してFace IDを起動し、Apple Payの決済を行うことができる。
iPhone Xでは、新しい、生きた絵文字を作成できる。アニ文字(「アニメーション」と「絵文字」の複合語)と呼ばれるこの新機能は、Face IDを利用して、人気の高い絵文字(現時点では動物が大半)とユーザーの表情を組み合わせた、動く合成画像をメッセージ内に表示する。ネコやパンダ、ユニコーン、キツネ、サル、ブタ、宇宙人、イヌ、ウサギ、ニワトリ、ロボットのほか、ウンチまである。Apple、気品を保ってくれてありがとう。
アニ文字はメッセージ内にアプリとして存在する。
ワイヤレス充電マットは新しいものではないが、AppleはiPhoneと「Apple Watch Series 3」「AirPods」(ワイヤレス充電ケースが必要)をワイヤレス充電できるマット「AirPower」を2018年に作りたいと考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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