タイトーは9月5日、PCやスマートフォンなどオンライン上でクレーンゲームが楽しめる「タイトーオンラインクレーン」を今秋より展開すると発表した。業務用ゲームメーカーにおける同事業への参入は初めてという。
タイトーオンラインクレーンは、オンラインでいつでもどこでも、実際のクレーンゲームをプレイすることができるサービス。高速インターフェイスの採用により、デバイス上の操作と実際のクレーンゲーム機の操作にタイムラグをなくし、ストレスを感じることなく、高精細なリアルタイム映像でプレイが楽しめるとうたっている。獲得した景品は自宅まで配達するという。
クレーンゲームはシンプルな操作と豊富な景品などからアミューズメント施設でも人気があり、その市場規模は約1800億円とも言われている。同社では、ライフスタイルの多様化に伴い「深夜や早朝の時間帯といった、ゲームセンターの営業時間外にプレイされたいというニーズも多分にある」と、参入した背景を説明している。
アミューズメント施設「タイトーステーション」で培ったクレーンゲーム運営のノウハウを活用し、ニーズに即した幅広い種類の景品を常時取り揃えていくという。また、ログインすることで、ゲーム内で使用できる仮想通貨やチケットの入手、新着の景品情報や景品の詳細情報をいつでも確認できるなど、オンラインならではの利便性を活かしたサービスも展開するとしている。
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