Acerが黒を基調とした「Switch」シリーズの新しいノートPCを、ベルリンで開催される家電見本市「IFA 2017」の場で行われたプレスイベントで発表した。
この2in1ノートPCの特徴は、つや消しの黒で統一されたスタイリッシュなアルミ製ボディと、自動開閉機能を持つ特許取得済みの新しいキックスタンドだ。
AcerはこのPCを、「ディスクリートグラフィックス」を搭載した2in1ハイブリッドPCとしては世界初となるファンレスを実現したとうたっている。ファンに代わってこのノートPCを冷却しているのは、Acerが開発した「Dual LiquidLoop」と呼ばれるファンレス冷却技術だ。
「Switch 7 Black Edition」と名付けられたこの新モデルには、ワコムのバッテリ不要なスタイラスも付属しており、4096レベルの筆圧感知と傾き検出に対応している。
北米では12月に発売予定で、価格は1699ドルからとなっている。
カムバックを果たしたSwiftは、歌手のTaylor Swiftだけではない。Acerの「Swift 5」が、Intelの第8世代「Core」プロセッサを搭載してリニューアルされた。筐体の上面と底面はマグネシウムリチウム合金製で、1kg(2.2ポンド)を切る重さを実現している。北米では12月に発売予定で、価格は999ドルからだ。
「Spin 5」も、CPUがIntelの第8世代Coreプロセッサにアップグレードされたほか、RAMも最大で16Gバイトに増強された。また、13インチモデルに加えて、NVIDIAの「GeForce GTX 1050」GPUを搭載した15インチモデルが登場した。これまでのSpinシリーズのノートPCと同じく、Spin 5は360度ヒンジを備えているため、テントのように立てて動画を見やすくしたり、完全に折り返してタブレットのように使ったりできる。北米では、13インチと15インチ、どちらのモデルも9月に発売される予定で、価格は799ドルからだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」