トヨタ自動車は8月17日、トヨタ販売店向けのカーシェアアプリを開発し、米国ハワイ州のトヨタ販売店、Servcoと実証事業を開始した。Servcoは、2017年7月から試験運用を開始しており、同年後半からホノルルでのカーシェア事業を本格稼働させるとしている。
アプリでは、スマートフォンを使ったドアの開閉システム「スマートキーボックス」によるドアロックの開閉機能のほか、車両管理や利用者の認証、決済サービスを内包する。また、トヨタがモビリティの管理、利用、分析などの機能を一括で提供する「モビリティ・サービス・プラットフォーム(MSPF)」におけるアプリの一つとして開発した。
同社では、スマートキーボックスを用いたカーシェアの実証実験を、米国でカーシェアを手がけるGetaroundとともに2017年1月からサンフランシスコで展開。今回、ハワイ州でも実証実験を実施することで、カーシェアアプリとMSPFの完成度を高めるという。
なお、カーシェアアプリは、コネクティッド分野における戦略事業体のToyota Connected North Americaが、トヨタから開発・運営を委託されている。
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