ユーチューバー、インフルエンサー、そしてシェア常習者の皆さん、耳寄りな話だ。Nokiaから、あなたたちのために特別に設計した新しいスマートフォンが発表された。
新たに披露された「Nokia 8」で、皆さんは朝食からランチ、夕食まで、その合間もすべて、カメラから直接FacebookにもYouTubeにも、ライブストリーミングを配信できる。それだけでなく、分割画面(Nokiaが「Dual-Sight」と呼ぶ技術)を使って自分の顔と自分が見ている景色を同時に撮影できる。Nokiaが画像技術の専門企業であるZEISSと共同開発した1300万画素のフロントとリアのカメラのおかげだ。
ライブストリーミング重視は、新生Nokiaがどこに向かっているかを示している。「Snapchat」や「Instagram」でこの機能を使いそうな若い層を狙っているのだ。これは、Nokiaブランドの復活に向けた最新の動きだ。Nokiaはかつて世界最大の携帯電話メーカーだったが、新参のApple、Google、サムスンに完全に打ち負かされた。
現在は、フィンランドの新興企業、HMD GlobalがNokiaブランドの端末を製造するライセンスを取得し、ライブストリーミングとDual-Sightに懸けている。HMDの最高マーケティング責任者(CMO)を務めるPekka Rantala氏は現地時間8月16日の発表会で、新しい種類の動画を共有できる分割画面について「物語の隠れていた部分を公開する」と語った。
ライブストリーミングというトレンドにすべてを懸けることで、HMDは昔のNokiaの携帯電話を覚えている高い年齢層の顧客よりも若い層を追おうとしている。
「Nokiaは万人のためのブランドではあるが、次の世代に焦点を絞りたい。彼らはソーシャルメディアで日常的に自分の生活を共有するクリエイターだ」(Rantala氏)
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