主にモバイル製品向けの充電機器で知られるブランドであるAnker Technologyが米国時間8月9日、同社初となる「Alexa」搭載スマートスピーカを発売すると発表した。
「Eufy Genie」と呼ばれるこのデバイスは、Alexaの能力とハンズフリーの利便性を、これまでで最安値となる34.99ドルという価格でユーザーに提供する。
これはAmazonの「Echo Dot」より15ドルも安い価格設定だ。
Ankerの最高経営責任者(CEO)、Steven Yang氏は、「Eufy Genieのユーザーは、Alexaが提供する便利な機能の大部分を、手頃な価格で利用できるようになる。Alexaを搭載し、音質も優れたスマートスピーカを、手に入れやすい価格で顧客に提供できることは、われわれにとっても大きな喜びだ」と述べた。
そしてAmazonの側も、Alexaのエコシステムが広がることを歓迎している。
AmazonのAlexa担当バイスプレジデント、Steven Rabuchin氏は、「Eufy Genieの登場により、Alexaとその1万5000以上のスキル、そして高音質が35ドル未満の価格で手に入ることになった。つまり、さらに多くのユーザーが、音声コマンドだけでAlexaにタイマーのセット、ニュースやお気に入りの音楽の再生、スマートホームの制御、あるいは食事の注文を頼めるようになる」と語った。
またEcho Dotと同様に、Eufy GenieもAUX端子を備えており、必要に応じてさらに外部スピーカを接続することもできる。
Eufy Genieは、Ankerのスマートホームブランド、Eufyの製品の1つとして、8月16日から米国のAmazonで販売が開始される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」