ソラコム代表取締役社長の玉川憲氏は同社の強みとして、(1)短期間で7000顧客を超える実績、(2)クラウド上のソフトウェア、プラットフォーム開発力、(3)350社を超えるIoTエコシステム、(4)IoT通信プラットフォームとしてすでに海外展開をしていること、の4点を挙げた。
その一方で、今後の成長を加速させるためには、(1)セルラーLPWA/5Gの早期展開、(2)コア通信ネットワークサービス「SORACOM vConnec Core」で実現できる範囲の拡大、(3)グローバルでの交渉力、営業力、(4)さらなる資金調達、リソース調達が求められると話し、他キャリアも含め、さまざまな企業との可能性を検討した結果、「KDDIがベストパートナーだと思った」と明かした。
玉川氏は「これまではMVNOとして活動していたので、どうしても提携する通信キャリアに設備を解放してもらわないとサービスが提供できなかった。(KDDI傘下になることで)より密に、これまでにないような形で協業ができる。そうなるとより早くセルラーLPWAや5Gなどのサービスも提供できる。われわれの今までのやり方とは違う次元に入った」と語り、今回のKDDIグループ入りを“第二の創業期”と表現した。
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