5月に猛威を振るったランサムウェア「WannaCry」の拡散阻止に貢献したとされるハッカーのMarcus Hutchins氏が、米国で身柄を拘束されたという。
Hutchins氏は英国のセキュリティ研究者で、拘束前にはセキュリティカンファレンス「DEF CON」に参加していたという。米ZDNetが米国時間8月3日、複数の知人の証言とともに報じた。同氏が拘束された理由は不明だ。
FBIにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
WannaCryは、150カ国で20万台を超えるコンピュータに感染し、コンピュータのデータをロックして被害者に身代金を要求した。@malwaretechblogで知られるHutchins氏は、WannaCryの中にキルスイッチを発見したことで、拡散阻止に貢献したと報じられていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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