フォッシルジャパンは8月3日、東京海上日動あんしん生命保険とNTTドコモが共同で開発した商品「あるく保険」において、活動量計「MISFIT(ミスフィット)」が採用されたと発表した。
MISFITは充電不要・防水で「24時間つけていられる」機能に加え、計測の精度とシステム連携の柔軟性が特徴。
「あるく保険(新医療総合保険 健康増進特約付加)」は、加入者にウェアラブル端末を貸与し、専用アプリで計測した加入者の健康増進活動に応じて、保険料の一部をキャッシュバックする。
支払対象期間中(2年間)、1日あたりの平均歩数目標8000歩が達成されたかどうかを判定し、支払対象期間満了時に、達成状況に応じて健康増進還付金(キャッシュバック)が支払われるという。一部ドコモショップで先行販売を開始している。
今回、加入者に送るウェアラブル端末は、MISFITの「MISFIT FLARE(フレア)」(一般向けには日本未発売)。同社によると、加入者の健康増進の取り組みをトータルでサポートする目的で採用したという。
東京海上日動あんしん生命保険は、MISFITを装着した利用者の歩数・睡眠時間データをMISFITが用意する「Device SDK」(iOS/Android向けの開発キット)を利用した自社開発アプリからデータベースに取り込み一元管理できる。
同社によると、MISFITではクラウドからデータを取得できる「Cloud API」を無償公開しているが、保険や医療など個人情報をクラウドで共有することが困難な提携パートナーには「Device SDK」を有償で提供。これにより、クラウドを介さずに活動量計から直接活動データを自社アプリに取得できるという。
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