NTTドコモは7月27日、NTTドコモ・ベンチャーズ、NTTファイナンスとともに、有望なサービスや技術をもつベンチャー企業との連携強化を目的とした、運用総額150億円の「ドコモ・イノベーションファンド2号投資事業有限責任組合」(DI2号ファンド)を新たに設立すると発表した。運用期間は10年。
NTTドコモは、2013年2月に設立した運用総額100億円の「ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合」(DIファンド)を通し、ベンチャー企業の支援に取り組んでいる。今回発表したDI2号ファンドでは、NTTドコモが2017年4月に策定した中期戦略2020「beyond宣言」の実現に向けて、AI、IoT、FinTech、AR・VR、ドローンなど、さまざまな分野におけるベンチャー企業を、早期の段階から支援し、連携を強化するという。
なお、DIファンドと同様にNTTドコモ・ベンチャーズを運営管理会社として、2017年9月の設立を予定している。
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