KDDIは7月26日、同社のカーナビアプリ「au助手席ナビ」と、ナビタイムジャパンのカーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」において、ドライバーがお互いの情報を共有できる機能「グループドライブ」を、7月31日より提供すると発表した。
グループドライブは、複数のドライバーがグループを作って互いの位置情報、移動ルート、目的地までの到着予定時刻を共有できる機能。情報は都度更新され、一覧画面や地図上で確認できるようになる。
利用シーンとしては、たとえば家族単位で共通の目的地に向かう場合、途中停車して連絡を取り合うことなくスムーズに集合するといったことが可能となる。また、グループのメンバーは走行していなくても参加できるため、車の運転に慣れていないドライバーの状況を家族が自宅にいながら確認するといった、安全運転を支援するような使い方もできるとしている。
同機能を利用するには、au助手席ナビもしくは、NAVITIMEドライブサポーターの有料会員登録をしている人がリーダーとなってグループを作成。メンバーに追加したい人をLINEやメールなどのサービスを経由して招待する必要がある。リーダーを含む最大10名で互いの情報を共有可能。
グループの目的地はリーダーが設定し、変更した場合も、メンバーが特別な操作をすることなく自動でリルートが行われ、再設定されるという。またグループへの招待者であれば、リーダーの設定した目的地までの音声ルート案内を、グループ作成時から24時間無料(時間以内に延長ボタンを押すと、1度の延長で24時間延長でき、最大72時間までルート案内が無料)で利用できる。
同機能をau助手席ナビで利用する場合、au以外のスマートフォンでもすべての機能が使えるという。au以外のスマートフォンの利用者をメンバーに招待した場合、招待を受けた人がAppStoreやGooglePlayからアプリをダウンロードすることで、グループに参加できる。また、招待を受けた利用者がリーダーとしてグループを作成することも可能だという。
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