Delta Air Linesの「SkyMiles」会員は今後、米バージニア州北部にあるロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港発の航空便を利用する際、紙やモバイル機器の搭乗券が不要になる。
Deltaは米国時間7月20日午前、「適格な」SkyMiles会員は、指紋スキャナを利用して同空港発の便に搭乗できると発表した。5月に初めて発表されたDeltaの「バイオメトリック搭乗券」プログラムは、同社がセキュリティシステム開発のCLEARと提携して取り組むもので、当初はDeltaの「Sky Club」ラウンジへのアクセスに指紋認証を導入しただけだった。今後は一部の顧客が、搭乗券を携行しなくてもDeltaの航空便に搭乗できる。
このプログラムはまだ初期段階で、現時点での利用は、CLEARのエアラインセキュリティサービスに登録したSkyMiles会員に限られる。
Deltaのシニアバイスプレジデント兼最高執行責任者(COO)、Gil West氏は声明で次のように述べた。「テストが完了したら、数年後ではなく数カ月後に、当社の米国内線全線でこの機能の提供を開始できるだろう」
Deltaによると、指紋スキャナを利用した受託手荷物のチェックインも準備中だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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