アマゾン、食材キット宅配で商標登録

Shara Tibken (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2017年07月18日 10時13分

 オンライン小売大手のAmazonは、食品を販売するだけにとどまらず、消費者が家で料理を作る手助けもしたいと考えているようだ。

 Amazonは、Blue Apron、HelloFresh、Platedと同様の新しい食材キット宅配サービスで商標を登録した。登録されたのは、「WE DO THE PREP. YOU BE THE CHEF.」(「私たちが準備。あなたがシェフ」の意)」というものだ。


「Amazon Fresh」で食品を配送するAmazonが、今度は食材キットも配送しようとしているようだ。
提供:Josh Miller/CNET

 出願書類によると、提供するのは、「ソースや調味料もついており、すぐに料理して盛り付けられる下ごしらえ済みの肉、魚介類、果物、野菜などの食材。肉、魚介類、果物、野菜を使用し、冷凍してパッケージに入れた調理済みの食品。フルーツサラダおよび野菜サラダ。スープとスープ調理用の調味料」だという。冷凍してパッケージに入れた調理済みの料理と食材は、「主に、米を含む穀物、麺類、パスタ、ベーカリー製品」となっている。

 商標出願書類では、顧客ロイヤルティに対する報奨プログラムにも言及している。

 Amazonは、もともと書籍を専門に扱っていたが、幅広く小売りに手を広げ、最近は、食品雑貨や食料品に関心を向けてきた。10年以上前から、食料品や食品雑貨を扱うオンライン配達サービス「Amazon Fresh」に取り組み、6月には高級食料品チェーンのWhole Foods Marketを現金137億ドルで買収することで合意している。Amazonはこの1年間に、シアトルで展開する2つの試験的なコンセプトストアも発表した。まだ開発段階にあるレジ係のいないコンビニエンスストア「Amazon Go」と、注文した日用雑貨や食料品を受け取れる実店舗「AmazonFresh Pickup」だ。また、「Amazon Prime Now」で一部食料品の宅配も行っている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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