LINE、音声スピーカ「WAVE」の先行体験版を7月14日から予約受付

 LINEは、音声AIプラットフォーム「Clova」を搭載したスマートスピーカ「WAVE」の先行体験版の予約受付を7月14日に開始する。価格は税別1万円。Clovaのウェブサイトには7月12日時点で、「先行体験版、予約開始まであと2日」とカウントダウンが表示されている。

スマートスピーカ「WAVE」
スマートスピーカ「WAVE」

 WAVEは、「Clova」と話かけると音声でコミュニケーションができ、「LINEニュース」と連携したニュースや天気情報を教えてくれるほか、EC、カレンダー、翻訳などのサービスを利用できる。また、「LINE MUSIC」が提供する4000万の楽曲を再生でき、その時の雰囲気やユーザーの好みに合った楽曲をレコメンドしてくれるという。

 メッセージアプリ「LINE」とも連携し、新着トークの通知や内容の読み上げ、トークの返信もすべて音声でコントロールできる。また、LINE内外のサービスと連携し、「LINEショッピング」やフードデリバリー、チャットボットプラットフォームとも連携するという。

 プロセッサにクアルコムのクアッドコアCPU「APQ8009」を搭載。Conexantの4マイク用プロセッサを搭載することで、5メートル離れた場所からでも声を聞きとれるという。また、赤外線コントローラに対応する家電のオンオフも音声で操作可能。世界の約2000メーカーに対応する。

WAVE
6月15日に開催されたカンファレンス「LINE CONFERENCE 2017」でWAVEを披露したLINE取締役CSMOの舛田淳氏

 正式版は2017年秋ごろに発売予定で、価格は税別1万5000円。7月14日から予約受付を開始する先行体験版は税別1万円と安価だが、正式版の提供と合わせてアップデートし、正式版と同様の機能が利用できるようになるという。

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