Appleの子会社であるFileMakerは、「FileMaker Cloud」プラットフォームの世界的なロールアウトの一環として、新たに日本とオーストラリアで提供を開始した。
FileMaker Cloudは、最低限の開発を経験したことのあるユーザーに対して、サブスクリプションモデルを使ってクラウドでアプリをデプロイできる機能を提供する。オンプレミスのインフラストラクチャは不要だ。
米ZDNetは今回のローンチに先立って、FileMakerのワールドワイドマーケティング担当バイスプレジデントのAnn Monroe氏に話を聞いた。Monroe氏によると、FileMakerの狙いは、企業変革に着手する人々が、高度なソフトウェア開発スキルを必要とせずにカスタムアプリを開発できるように支援することだという。
同氏は、「誰もが当社のテクノロジを利用できるようにするため、われわれは懸命に努力している。今回、これらのリージョナルデータセンターでFileMakerの提供を開始できたことにわれわれは大きな興奮を覚えている」と説明した。
FileMaker CloudはAmazon Web Services(AWS)クラウド上で動作し、「AWS Marketplace」を通して提供される。
Monroe氏は、モビリティに関心のある多くの顧客がFileMaker Cloudの利用を開始していると述べた。
同氏によると、FileMakerのアクティブなサブスクリプションを持つユーザー数は100万人以上で、さまざまなセクターや業界の企業が利用しているという。
FileMakerは1998年、ソフトウェア企業Clarisの再編を受けて設立された。ClarisはAppleの完全子会社として1987年に設立された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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