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シャープら4社がマンション向け見守りサービス「つたえるーむ」提供--鍵、ドアホン連携

加納恵 (編集部)2017年07月05日 16時13分
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 アルテリア・ネットワークス、シャープ、アイホン、アッサアブロイジャパンは7月5日、マンション向けIoTソリューション「つたえるーむ」プロジェクトで協業すると発表した。鍵の開け閉めやインターホンの呼び出しなどを通して家族を見守る。


左から、アルテリア・ネットワークス取締役兼事業戦略本部長の大橋一登氏、シャープIoT通信事業本部IoTクラウド事業部長の白石奈緒樹氏、アイホン国内営業本部ネットワークソリューション推進部長の若林一磨氏、アッサアブロイジャパン社長の有田欣生氏

 つたえるーむは、新築マンション向けのIoTソリューション。ドアホン、鍵、タブレットをネットワーク上で連携し、シャープが提供する「ココロボ〜ド」アプリを介して、外出や帰宅といった家族の動きを見守れるほか、メッセージの表示などができる。

 マンション向けの光インターネット提供でシェアナンバーワンとなっているアルテリア・ネットワークが販売と光インターネット回線を担い、シャープがクラウドサービスの開発、ココロボ~ドを担当。アイホンがインターホン、アッサアブロイがデジタルドアロックを提供する。


「つたえるーむ」サービスにおける4社の役割

従来型サービスとの比較

 一部屋あたりの初期導入費用は15万円程度で、月額使用料は380円を予定。同日から販売し、2018年春の提供開始を計画している。2018年度に内定を含む50棟、約4700戸への導入を目指す。

 他のIoTを活用した見守りサービスに比べ、マンション共用部と専有部の両方で解錠検知ができたり、帰宅に加え外出まで検知できたりするところが、つたえるーむの特長。インターホンでもココロボ~ドを表示でき、タブレットなどがなくてもメッセージを見られるほか、オプション対応で人感センサと組み合わせてのみまもり「みまもリズム」も用意する。

 アルテリア・ネットワークス取締役 兼 事業戦略本部長の大橋一登氏は「スマートホームやエネルギーマネジメントなど、IoTを含めて家族が家庭を見守る需要が高まってきている。マンションは共有部までを含めた連携や見守りができることが重要。ここが大きな市場になる。今回私たちと同じような目的を持っている会社と連携する形でプロジェクトを発足した」とつたえるーむプロジェクトの背景を話した。

 つたえるーむによる連携機能として、共用部のハンズフリーオートロックを通過するだけで、通過したカード所持者の帰宅や外出情報をアプリに通知したり、各戸に設置したデジタルドアロックの解錠を確認したりすることが可能。集合玄関機から部屋に呼び出しがあった場合は、来訪者の画像と来訪時間をココロボ〜ドに通知する。

 マンション専用のポータルサイトも用意し、共用施設のウェブ予約機能も装備。ココロボ〜ドのカレンダー機能との連携も可能だ。3年間の累積販売棟数は175棟1万6000戸を計画。4社の各サービスの3年間の売り上げは14億円を目標にしている。


「つたえるーむ」の機器構成
  • シャープ「ココロボ〜ド」

  • アッサアブロイジャパン「デジタルドアロック」

  • アイホン「集合玄関機」

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