ノートPCはサイズに制約があるため、ほとんどのモデルがテンキーを搭載していない。しかし、数字の入力を頻繁にする必要がある人からすると、アルファベット部分に力業で組み込まれたテンキーは使いにくい。テンキー用キーボードを外付けするのも面倒だ。
そこで、Apple「MacBook」のトラックパッドをテンキーとして使えるようにする、トラックパッド保護シート「Nums」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Numsは、各種MacBookに対応するガラス製のトラックパッド保護シート。厚さは0.26mmしかなく、装着したまま画面を閉じられる。専用のソフトウェアと組み合わせることで、トラックパッドをテンキーに変えたり、計算機として使ったりできる。
MacBook本体のキーボードを使う場合に比べ、指の動きが66%少なくなり、数字入力の速度が2.3倍になるという。さらに、トラックパッドの摩擦が66%減るため、マウスポインタを動かす操作も快適になりそうだ。
さらに、Numsはアプリランチャーとしても機能する。よく起動するアプリや閲覧するウェブサイトを登録しておけば、ワンタッチで呼び出し可能。開発チームは、アプリ起動速度が31%高速化されるとしている。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月1日まで。目標金額の5万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間7月5日11時)で約3万4000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと27日ある。
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