鉄道での移動中やカフェでの休憩中など、使う場所を選ばず便利なノートPC。しかし、マウスポインタを多用する作業など、テキスト入力以外の操作は不得手だ。トラックパッドは使いにくいし、マウスは広い場所が必要なうえキーボードから手を離さないと使えない。
そこで、キーボード上のジェスチャーでさまざまな操作を実行できるノートPC用デバイス「CozyTap」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
CozyTapは、ノートPCの画面上部に取り付けて使うコンパクトなデバイス。システム要件にウェブカメラが挙げられているので、手指の動きを鏡かプリズム経由でカメラにとらえさせ、PC上のソフトウェアで画像処理してジェスチャーを判別しているのだろう。対応OSは、Windows 7/8/8.1/10、OS X、macOS。左右どちらの手でも使える。
「Standard」と「Creative」という2モデルあり、いずれも親指を曲げるとジェスチャー操作可能な状態になる。そして、マウスの左右クリックやドラッグ、画面のズームやスクロールが、キーボードから手を離すことなく実行できる。
さらに、Creativeは、自分でジェスチャーを決められる。例えば、両手でハート形を作ってハートマークを送信したり、キツネサインでBABYMETALを再生したり、といった操作が可能だ。
Indiegogoでの目標金額は1万ドル。記事執筆時点(日本時間7月6日14時)でキャンペーン期間は20日残っているが、すでに目標を上回る約1万7000ドルの資金を集めている。
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