スマートフォンやさまざまな機器をユニークな方法で操るスマートUIデバイスとして、以前「Knocki」を取り上げた。テーブルなどの表面をノックすると操作できるのだが、ノックの回数やパターンで機能を指定するため、実行可能な機能の種類が限られ、使い方も覚えにくい。
そこで、多くの機能を使い分けしやすく覚えやすい、ジェスチャー方式のスマートUIデバイス「Welle」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Welleは、テーブルや壁といった平らな物の表面をなぞるように指でジェスチャーし、スマートフォンなどを操作するためのデバイス。サイズ75×35×17mm、重さ28gと小型軽量なので、家庭や職場など、好きな場所でタッチUIを使えるようにできる。
指の動きは、超音波パルスで検知する。そのため、テーブルなどの材質に影響を受けることがない。ジェスチャー検知可能なエリアは、Welleの正面から10cm離れたA4サイズほどの領域。
使用するには、専用アプリをインストールしたスマートフォンとBluetooth接続させ、各種設定を施すだけ。これで、スマートフォンのほか、照明やテレビ、ホームシステム、スマート家電などが、ジェスチャーでコントロールできる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間5月12日まで。記事執筆時点(日本時間4月4日17時)でキャンペーン期間は38日残っているが、すでに目標金額2万ドルの2倍近い約3万8000ドルの資金を集めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」