「ORWL」は、物理デバイスとデータのセキュリティを「徹底的に」追求した新しいタイプのPCだ。
この手のひらサイズのPCはセキュリティをとことん突き詰めたデバイスで、ハッカーがどれほど必死にユーザーの大切なデータへのアクセスを試みたとしても、その攻撃を阻止できる複数のセキュリティレイヤを備えている。パスワードや付属のキーホルダーを使わなければ、アイスホッケーのパックのような形をしたこのPCを起動できないだけでなく、キーホルダーが電波の届かない範囲にあるときには、必ずプロセッサがスリープモードに入り、USBポートとHDMIポートが遮断され、何者かがこのPCをひそかに操作することを阻止する。
それでも防御が破られた場合には、ユーザーのデータを守る最後の手段として、このデバイスに備わっている不正操作防止機構が暗号鍵を消去して、暗号化されたユーザーデータにアクセスできないようにする。
セキュリティやプライバシーを重視しているとうたうデバイスの中には、実はたいした機能を備えていないものも存在するが、ORWLは実際に役立ちそうな機能を搭載している。
ORWLは、内蔵のメッシュ構造でハードウェアを保護しているほか、モーションセンサと圧力スイッチを搭載することで、デバイスの物理的な安全性を高めている。また、セキュアブート技術とファームウェアアップデートを利用できる上、モーションセンサを活用して衝撃によるデータの損失を回避する。さらに、オープンソースのハードウェアとソフトウェアを利用しているため、ユーザーはデバイスの内部がどのようになっているのかを把握できる。
仕様は以下の通りだ。
公式サイトで販売しているORWLの価格は1699ドルからと、データを物理的に保護するための出費としては高めだ。8月31日に出荷予定となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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