サムスンの悪名高い「Galaxy Note7」が市場に戻って来るようだ。
現地時間7月2日、サムスンは、発火する傾向がみられたこの端末の修理を終え、「Galaxy Note Fan Edition」として市場に再投入すると発表した。ただし、2016年に発火問題を起こしたバッテリとは異なるバッテリを搭載したこの端末は、韓国のみで販売されるという。この端末の価格は69万9600ウォンに設定されている。米ドルでは約610ドル、日本円では約6万8700円に相当する。
多数の端末が発火したことを受け、サムスンは約300万台のGalaxy Note7をリコールしており、返品された端末の扱いに頭を悩ませていた。同社は返品されたGalaxy Note7を「環境に優しい方法」でリサイクルすると述べており、この端末を「修理して再生する、もしくは、レンタル用の電話」に用いる可能性を示唆していた。
修理した端末を販売することでGalaxy Note7のリコールによる金銭的な損失を和らげることができる可能性がある。
3月、サムスンは修理したGalaxy Note7の端末を一部の市場で販売することを検討していると明かしていた。また、同社はこの端末が新しい8段階の安全検査の対象になる予定だと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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