Appleは6月に開催した年次開発者会議「WWDC 2017」で、「iPhone」と「iPad」で拡張現実(AR)体験の提供を可能にするプラットフォーム「ARKit」を発表し、AR分野への本気度を示した。
そのAppleが、視線追跡メガネや仮想現実(VR)ゴーグル技術を手がけるドイツのメーカー、SensoMotoric Instruments(SMI)を買収したとMacRumorsが26日に報じた。Appleは米CNETの取材に対し、電子メールで買収の事実を認めた。
SensoMotoricは臨床研究、言語学、身体トレーニング、ARなど、デジタルと実世界の画像を組み合わせた多様な用途に向けた技術を開発している。同社の「Eye Tracking Glasses」メガネは人の自然な視線の動きを追跡するもので、アスリートが目と手の協調を改善するのに役立つ可能性がある。また、同社のVRヘッドセット向け技術は乗り物酔い(動揺病)の改善効果が期待される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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