サムスンがモノのインターネット(IoT)への取り組みを拡大している。同社は米国時間6月21日、IoTに最適化したプロセッサ「Exynos i T200」の量産を開始することを発表した。
このチップは、「Exynos」シリーズのモバイルARMプロセッサの1つで、Wi-Fi接続に対応するほか、高レベルのセキュリティ機能を搭載するという。
サムスンはIoTラインアップの強化に取り組んでいるようだ。5月には、IoT専用のソフトウェアプラットフォーム「Tizen 4.0」を披露し、同社のIoTプラットフォーム「ARTIK」への実装を開始している。
IoTはこれからの数年以内に指数関数的に成長する見通しで、2020年までに、端末台数が最大2000億台まで増加するとみられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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