Appleは、半導体大手のQualcommを相手取った特許訴訟をさらに先へ進めようとしている。Appleは米国時間6月20日、Qualcommが違法なビジネスモデルを運用しているとして、カリフォルニア州南部地区連邦地方裁判所に訴状を提出した。
Appleが特に非難しているのは、製造された「iPhone」1台ごとにライセンス料を徴収するQualcommの慣行だ。Appleの主張によると、Qualcommは同社の技術の利用に関するライセンス料とチップそのものの対価を請求することで、二重に徴収しているという。
Appleは、Lexmark Internationalのプリンタカートリッジの特許をめぐって最高裁が最近下した判決に言及している。最高裁はこの裁判で、Lexmarkがトナーのカートリッジを小売店に販売した後は、その販売によって特許権が消尽するため、Lexmarkが特許侵害で訴えを起こすことはできないと判断した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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